大学から帰ると、
既に晩御飯の用意ができている。
両親と双子の妹の祐実と結衣は
リビングのテーブルに座っている。
さて俺も腹減ったし、
手洗ってから食べるか。
洗面室で手を洗うと、
空っぽの洗濯機が視界に入る。
今晩こそはパンツを頂くぞ!
ニヤリとして自分の席につくと、
テーブルには唐揚げが山盛りにある。
「おっしゃああああ。
今日は唐揚げだあああああ」
「馬鹿じゃないの。」
結衣が冷たく突き放す。
「おいおい、せっかくお母さんが
作ってくれたんだぞ。
お兄ちゃんぐらい喜んで貰える方が
お母さんもうれしいだろ。
ねぇ母さん」
「そうよー、お兄ちゃんぐらい
喜んでくれたら作りがいがあるってものなのよ」
「そうなんだー、祐実も唐揚げうれしいよー」
「ありがとうー」
嬉しそうに母は微笑む一方で
結衣はキツイ視線を翔太におくる。
何で結衣はそんなに俺を毛嫌いするのか。
パンツ匂い嗅いだりしているの
ばれてる訳もないし・・・
でもこいつ感が良いから気を付けないとなぁ。
そんな事を考えながら
目の前のほっかほかのサクサクの
唐揚げを一口食べると、美味しさのあまり
夢中になってしまう。
ついつい手を滑らせ箸を床に落としてしまい、
テーブルの下に屈んで拾うとすると、
結衣と祐実のパンチラが見える。
テーブルに座ってるからなのか
二人ともだらしなく足を広げている。
スカートの隙間から見える白いパンティに
思わず夢中になってガン見していると、
さっきまでいなかったエリーが鳴き叫びながら
箸を拾った手の甲を引っ掻いてくる。
「イテテテテテテ」
痛みで頭を上げると、
今度はテーブルに頭を強打してしまう。
「なんだよもううううううう」
手は薄らと血でにじみ、
頭にはたんこぶが出てきてしまう。
「もう、そそっかしいんだから。」
母の美香は呆れ顔で見つめてくる。
「そりゃエリーが急にひっ掻きにきたら
誰だって頭ぐらいぶつけるよ」
「おい、エリーが本当に引っ掻いたのかい?」
隣に座る父が不思議に見つめてくるので、
手の甲を見せつける。
「翔太!エリーに何か悪い事やったのか?
エリーが家族をひっかくって、お前何かやったんだろ」
「ちょっと待ってよ。箸拾っただけじゃん。
何で俺が責められないといけないのさ。」
翔太もさすがに妹のパンツを見ていたら
エリーに怒られたとは言えない。
そもそも何でエリーは俺が妹をHな目で見たら
怒るんだよ。
訳わかんねえよ。
「まぁまぁ翔太もこれからは気を付けてね」
母が心配そうに見つめてくる。
気をつけるって・・
一体何をだよ。
妹達をHな目線で見ないことか?
そりゃ無理だよ。
見ちゃうよ。
翔太は鬱憤を晴らすように
目の前の唐揚げを食べまくる。
「お兄ちゃん手大丈夫ぅぅう?」
「ありがとう祐実、大丈夫だよー。」
いつでも愛らしい祐実に心配されたので
少し気分が晴れるも、隣に座る結衣は
ざまあみろっという顔をしている。
試しに結衣に
「結衣ちゃんはお兄ちゃんの事心配してくれないの?」と
聞いてみるも、「日頃の行いが悪いんでしょ」と一喝されてしまう。
「おいおい、お兄ちゃんにそんな言い方はないだろー」
あまりの冷たい態度に父が味方になってくれたが、
まぁ無理だろう。
結衣はふんっといった感じで
唐揚げを食べている。
「もう結衣ちゃんたらー」
祐実は困り顔で結衣を見つめる。
そんな気まずい空気の中でも
大好物の唐揚げはいつも通り美味しい。
御飯もおかわりして、
お腹が満腹になると、
先程の怒りも完全におさまり
満たされた気分になる。
「いやー唐揚げ美味しかったあああ。
ご馳走様」
食器を台所に持っていき、
洗うと自分の部屋に戻る。
部屋に入ると、妙な違和感を感じた。
あれ、エリーがついてこない。
いつも見張るようについてくる
エリーが今日は俺の部屋に来ない。
いつもは鬱陶しいと思っていたが、
いざついこないとなると心配になり、
部屋を出て探していると、
リビングでくつろいでテレビを見ている
妹達の膝に座り、甘えているではないか。
あんな風に俺に接した事ないのに
なんで妹達にだけ甘えるんだ。
監視ばっかじゃなく、
俺にも甘えろよ!
「エリー部屋行くよ!
いつもついてくるだろ」
エリーは翔太を無視するように
結衣の膝の上で寝転がり甘えている。
「エリーは私達と一緒にいたいんだよ。
ねーエリー」
甘えた声でエリーはニャーと鳴く。
「なんだよ。
もう俺の部屋に入れてやらないからな」
捨て台詞を吐いて、リビングを後にするも
まるで恋人に裏切られた気分になってしまう。
いいさ、これで結衣と祐実のパンティ嗅ぎ放題だあああ。
今晩は絶対パンティでオナニーしてやるんだからな。
熱い思いを胸に抱き部屋に戻る。
テーマ : 官能小説
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