「最近は、この辺りも物騒になりました。
塾などで、帰りが遅くなる事もあると思いますが、
夜道では何が起こるかわかりません。
中学生ぐらいだと、自分は絶対平気だと
思い込みそうですけど、いつ何がわかりません!
そこで今日は、特別に気持ち悪いおじさんに来てもらいました!」
担任の棚橋は、教室の扉を開けて、
気持ち悪いおじさんを招き入れる。
禿げた頭に、無精ひげを生やし
トンレチコートをだらしなく着て、
中のブリーフとランニングシャツが丸見えの
太った不審者のおじさん。
女生徒からはあまりの気持ち悪さに悲鳴があがる。
「そうです。つい気が緩んでしまうと、
こういう気持ち悪いおじさんに襲われてしまうんですよ!
でも、この方は国家試験の気持ち悪いおじさん検定に合格した
れっきとした公務員の方ですから、安心してくださいね。」
気持ち悪いおじさんは、だらんとしたまま
頭を下げて、小さい声で「どうも」と挨拶する。
「さぁさぁ今日はこの気持ち悪いおじさんで、
どうやら自分の安全が守れるか実践してみましょうね!」
「しっかし気持ち悪いなー
なんだよこのジジイー」
一番後ろの席に座るトオルが
侮蔑を込めて言うと、
クラスがドっと笑いに包まれる。
「こら!トオル。
気持ち悪いおじさんに謝りなさい」
「はぁー?だって気持ち悪いおじさんって
先生もいったじゃーん。
オレも同じように言っただけだよ」
「先生はそんな言いかたしてません!」
新米の女教師だからと
トオルは完全に棚橋を舐めている。
「えー?何ー?
もしかして、そのキモいオヤジって
先生の恋人なじゃないのーー?」
トオルがさらに調子に乗っていると、
気持ち悪いおじさんが教壇から降りて、
のっしのっしとトオルの方に歩いて行く。
「な・・・なんだよてめえええええ」
トオルは立ち上がり、睨みつけようとするも
気持ち悪いおじさんの異様な雰囲気にひるんでしまう。
「先生に謝りなさい」
「はぁ、てめええなんだよおおお」
気持ち悪いおじさんは、いきなり拳をふりあげ、
トオルをぶん殴る。
ドスンと鈍い音とともに、
トオルは失神し、倒れこむ。
気持ち悪いおじさんは、
うむっと一回頷くと、
また教壇の方に歩いて行く。
教室は静まり返り唖然とする生徒達。
「まぁ素晴らしい!
私が担任なってこんなクラスが静まりかえった事
あったでしょうかあああ!
さすが気持ち悪いおじさんです!
トオル君!これに懲りて、反省してくださいね!
ね?聞いてるの?返事をしない!」
棚橋が声を荒げて仰向けで倒れているトオルに
話かけるもピクリとしない。
「先生、伸びていますから、
返事出来ないと思いますよ」
と気持ち悪いおじさんがボソリと呟くと、
生意気がトオルが失神している事に
棚橋はご満悦。
ざまーみろ!と顔を輝かせ、
クラスを満足そうに見渡す。
「さぁ皆さん!ふざけたり、騒いだりすると、
また気持ち悪いおじさんが出動しますよーーー
ねーおじさん?」
「はい」
気持ち悪いおじさんはだるそうに頷く。
「じゃあ、まずはーどうしようかなー
誰にしようかなー」
と生徒を見回すと、
いつも小馬鹿にしたような目で見てくる
クラス一の美少女の愛子を呼ぶ。
「ほら、こっちへきなさい!」
いつもなら、無視する愛子も、
気持ち悪いおじさんの存在で逆らえない。
渋々立ち上がり教壇の上にあがる。
「では、気持ち悪いおじさんお願いします!」
「え?何?私どうすればいいのよ?」
「それは自分で考えなさいよ
小学生じゃないんだから、
先生いつも言ってるでしょ?
ちゃんと考えて行動しないと損するわよって!
聞いてなかったの?あんた先生の言う事聞いてなかったのおお?
さぁどうぞ、気持ち悪いおじさんお願いしますうう」
「はい」とボソリと呟くと、
気持ち悪いおじさんはのっしのっしと
愛子に近づき、抱きしめる。
「お嬢ちゃん良い匂いがするねー」
気持ち悪いおじさんは、愛子を抱きしめ、
クンクンと髪の毛の匂いを嗅いでいる。
「いやあああああ」
逃げようとするとも、
がっちりと抱きしめられ、
愛子は身動きがとれない。
続く
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