「すいませーん、おまわりさん
財布落としちゃったんですけぉー」
高橋巡査長は交番の入口に立っているサラリーマンを
一瞥すると、無視するようにデスクに座って書類を見つめる。
「あの・・・おまわりさん?」
「うるせええええんだよ。
知らねえよお前の財布なんて知らねえよ。
落とすお前が悪いんだろうが。
何でもかんでもおまわりさんを頼るんじゃねっぞおお。
俺はお前のお手伝いさんじゃねえんだぞ!」
今日の高橋巡査長はいつにも増して機嫌が悪い。
サラリーマンの男性は呆気にとられ、
呆然と立っているとまた高橋巡査長の罵声が飛ぶ。
「な~に突っ立てんだよ。
はよ散れ!目障りなんだよ。
おら財布落としんだろ?
さっさと自分で探してこいやああああああああああああ」
顔を真っ赤にして叫ぶ高橋巡査長に
サラリーマンは恐れおののき、
逃げ出すように、交番から出ていく。
「巡査長~今日もキレキレっすね~」
奥からやりとりを見ていた部下の中村が出てくる。
「知らねえよ、馬鹿やろう。
何だよ財布って。ガキじゃねえんだから
自分で何とかしろや!」
「さすがっすねー」
ニヤニヤしながら中村は高橋に近づく。
「何の書類見てるんすか?」
「はぁ?何も見てねえよ。」
「いや、その手に持ってる奴っすよ」
「わかんねえよ。始末書書けてって上から言われたんだよ」
「ありゃー大変っすねー。一体何したんっすか?」
「覚えてねええよ。身に覚えがあるだろって言われて
渡されたんだよ。馬鹿にしやがって。
俺が一体全体何したっていうんだよ」
高橋はじーと始末書を睨み、
そして手でグシャっと丸め、
ゴミ箱に放り込む。
「ちょっと、さすがにそれはやばいっすよー」
中村がゴミ箱に入った始末書を取ろうとすると、
また交番の中に誰が入ってくる足音がした。
「あの~すいませんー。
電車で痴漢にあったんですぅっぅうー」
中村は入口の方に目をやると、
頭の悪そうなデカいおっぱいをした
女子大生らしき20歳前後の女が立っている。
「なあああにいい!
痴漢ですか?それはどこで痴漢されたんですかああ?」
高橋は椅子から立ち上がり、
女に駆け寄る。
「はいぃぃ~電車で~いきなり~」
「ちょっと待ってください!
さぁ入って!椅子にかけてください!」
「すいませんんぅぅ~」
「ではまずお名前と年齢からお願いします!!!」
「はいっぃい~、えっと明奈ですっぅ~
年は19歳の大学生ですぅぅう」
「明奈さん!痴漢にあったんですねええ!」
「はいぃぃ~電車でおっぱい触られたんですぅう?」
「なにいいいいい!そのふくよかなおっぱいを
揉み揉みされたんですね?」
「はいぃぃ~」
「こうやって揉み揉みされたんですか?」
高橋は明奈のおっぱいに手を伸ばし、
揉み揉みとおっぱいの感触を確かめる。
「きゃあああああ、
何するんですかああ?」
「何してるんですかって、
実況見分じゃないですかああ。
どうやっておっぱい触られたが大事なんですよ。
あんた犯人を捕まえたくないんですかあああ?
そんな安易な気持ちで警察来られても困りますよおおお」
高橋巡査長の熱気に押され明奈はうろたえてしまう。
「さぁこうですか?それともこうですか?」
高橋は優しくもんだり、強く揉んだり色々試す。
「さぁどんなんですかああ?」
「はぃぃい、そんな感じですぅぅ~」
「そんな感じじゃわからないだろおおお。
さぁこっちへ来い!
もっと詳しく確かめるぞ」
「いえ・・・もう結構ですぅぅう」
恐ろしくなった明奈は逃げ出そうとするが、
高橋巡査長に腕を掴まれる。
「あんたねー警察を馬鹿にしてるのかああ?
悪戯半分で交番にきたのか?
公務執行妨害で逮捕するぞ?あぁ?舐めてんのか?」
「いいえぇ~そんな~そんなぁ~」
「だったらこっちへこんかああああああい」
高橋は明奈の腕を掴んで奥の部屋に連れていく。
ニヤつきながら見ていた中村は、
交番のドアを締め、
パトロール中の看板を出し、
楽しそうに二人の後についていく。
続く
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