僕の隣にはもう君はいない。
君はある晩唐突に別れを言わず
僕から去ってしまった。
僕に残されたのは、君のパンティに
使用済みのナプキン、そして布団からかき集めた君の陰毛。
僕はこの三つを今でも大事にしまっている。
たまにどうしょもなく君に会いたくなる。
そういう時に僕は宝箱を開けて、
例えば使用済みナプキンの匂いを嗅ぐんだ。
ツーンと強烈な匂いがするけど
僕はその匂いに癒され君を思いながらオナニーするんだ。
そして僕はたまに君を探しに外に出る。
もちろん偶然会ったとしても
君がまた僕に恋するなんて思ってもいない。
でも偶然街中で会えるなら
奇跡だって起こる気がするんだ。
何かの間違えて君はまた僕に恋をするかもって
でもそんな事ありえない。
偶然君と会える奇跡
そして君がまた僕に恋をするという奇跡
二つも奇跡が重なるはずはないって
わかっているんだけど
僕はその二つの奇跡にかけたくなるんだ。
そして今日も僕は君を探す旅に出かける。
そこの角を曲がれば君が
こちらへ歩いて行く。
そんな奇跡が起こるのを願いながら
歩き続けていると今日も同じように道に迷ってしまう。
僕は歩き疲れ、近くの喫茶店の中に入る。
薄暗い間接照明の店内。
店内にはお客がいなく
僕は店員が来るのを立ってまっている。
自分で好きな席に座っていいのか?
それとも店員が案内してくれるのか?
どちらなのだろうとキョロキョロ見回すと
ようやくカウンターの奥から一人の女性が出てくる。
「ごめんさいぃ~どうぞいらっしゃいませ~
お好きな席にどうぞ」
「ゆ・・・由花・・」
「はい?」
「す・・・すいません。
知り合いにそっくりだったので・・」
由花、君にそっくりな女性を見つけたぞ
これが君からの最後のプレゼントなのか。
ならば僕は素直に受け取ろうそのプレゼントを
君はもういない
でも新しい由花を僕は見つけたんだ!
続く
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