受付で名前を呼ばれると、
藍子は立ち上がり、
診察室のドアをノックする。
コンコンコンと三度ドアを叩き、
ゆっくり扉を開く。
ここは世界的に有名な催眠療法クリニック「ラブリーメディカルキムラ」
藍子は、酷い不眠に悩まされ、
睡眠薬やアルコールなど色々試したが一向に効かない。
私に残されたのは、もうここしかないと
「ラブリーメディカルキムラ」の門戸を叩いた。
「さぁどうぞ!藍子さん」
眼鏡をかけ、白衣を着た男性が
ゆったりとした一人掛けのソファに座っている。
藍子は「失礼します」と向かい合うように
座り心地の良さそうなクリーム色のソファに腰をかける。
「私が世界的に有名な催眠療法家キムラです!
問診票を見ましたが、どうやら不眠なんですね?」
「そ・・・そうなんですぅぅう。
まったく眠れなくて、心身ともにボロボロになってしまって・・・
最近じゃ自殺まで考えてしまうようになってしまったんですっぅう」
「それは大変だ!
でも安心なさい。私は世界的に有名な催眠療法家のキムラだ!
私を信頼してください!」
「お・・・お願いしますうぅうう!」
「任せなさい!
ではまず、あなたの物語を聞かせてください」
「も、物語ですかぁ?」
「そう、あなたが眠れなくなった物語。
何故不眠になったのでしょうか」
「は・・・はい」
藍子はスーと息を吸い込み、
そして顔をうつむかせ、話はじめる。
「去年の夏に大学のサークルで
海に旅行に行ったんです。
そこで先輩に酔った勢いでレイプされてしまったんです。
でも・・・この事は忘れよう。普段は良い先輩だし・・・
先輩もきっと反省しているはずだって思って気にしないようにしたんです。
その後は先輩もいつも通り私に接してきて、
私もレイプされた事を忘れかけてたんです。
でも・・・ほんの数ヶ月前に、見たんです。
夢で・・・夢で見たんですうううう。
鬼のような形相で先輩に犯される夢。
起きた時は汗びっしょりで、
気持ち悪くなりトイレに駆け込んで吐いてしまって・・・・
それからです、私が眠れなくなったのは。
寝たらまたあの夢を見るんじゃないかって思い出して、
それから寝ようとしても一向に寝れないんですぅぅぅう」
藍子はバッグからハンカチを手に取り、
溢れ落ちた涙を拭う。
「ムムムム!!!許せん!訴えましょう!!
あなたのようなロリ顔の巨乳を無理やり犯すその男!
訴えましょう!!!
私好みの女性がそんな非道い目にあったと知ったらなら
見逃せない!法の前で裁きを受けさせましょううううう!」
「せ・・・先生?
そのあまり公にしたくないんですけどぉ・・・」
「そうですか・・・しかし私はしかし許せない。
あなたは本当に私好みのロリ巨乳だ。
身長も低くて丸顔で何と柔らかそうなほっぺだ。
私の理想の女性と言ってもいいぐらいだ。
悔しい!私は悔しいい!」
キムラは天を仰ぎ、自分好みのロリ女子大生がレイプされた事実に
悔しさで涙を流してしまう。
「先生・・・・私なんかの為に泣かないでくださぃぃ。
私は穢れた女ですぅぅぅ。。。」
「違う!藍子さんは私のエンジェル!
そうロリエンジェル!
あぁ~なんということか、あなたは心まで
その極悪で卑劣漢の先輩にとりつかれている。
よろしい!私の催眠であなたを取り戻してみます!!!」
キムラは拳を握り、
涙が流れる目をゴシゴシと拭き、立ち上がる。
続く
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