スーパーの出入り口のところで
2、3分待っていたらビニール袋を持った先ほどの
人妻が出てきた。
私は満を持して、近づき、
「奥さん」と声をかけると、
相手は少し驚いた表情を浮かべて戸惑っている。
コレコレ!この表情!
怯えの中に助けを求める弱々しい瞳の奥の光!
私はそれを見逃さない!
「奥さん、いきなりで申し訳ない。
ただちょっとアナタとお話したかったんです。
よければどこかでゆっくりお茶しませんか?」
「え・・・でも・・・でも」
うふふっふふ、当然の反応だ。
不幸に慣れきってる三十路過ぎのおばさんは、
いきなり早朝のスーパーでナンパされるとは考えた事もない。
困りながらも、幸が薄そう顔に興奮してか
少し赤みがさしてきているのがわかる。
彼女は心の奥底で待っていたのさ。
誰か今の現状を打破している状況を。
そんな人妻に優しく手をさし伸ばせば
藁をもすがるように簡単に手を握ってくる。
「奥さん、さぁ行きましょう!」
私はその人妻の荷物を持って、
歩き出すと、戸惑いながらもついてくる。
「旦那さんはもう出勤されたんでしょ?
私と一緒にゆっくり楽しみましょう。」
「はぁ・・・」
「さぁ、どこに行きましょう?
こんな時間だとフェミレスぐらいしかやってませんねー
そうだ奥さんの自宅はどうですか?」
「いや・・・自宅は・・・」
「家どこですか?」
「あっちですけど・・・」
「あっちですか!じゃあ行きましょう!」
私は奥さんのやせ細った白い手を握り歩き出す。
「小さくて可愛い手だね」
「そんなこと・・・
あの・・・自宅は困りますぅ・・」
「でも近くのファミレスだとご近所の人に
見つかったら不味いんじゃないの?
ここはゆっくり二人っきり奥さんの自宅が
一番ですよ!」
「でも・・・」
「さぁそんなクヨクヨ考えないで、
それが奥さんの悪い癖ですよ!」
私は、手を繋ぎグングン歩いて行く。
そして、横断歩道が赤信号で立ち止まっている時に、
繋いだ手をギュっと強く握り奥さんに微笑みかける。
奥さんは少し恥ずかしそうに下を向き、
哀愁を漂わせている。
そして、奥さんに「家はどこら辺と聞くと」
「あそこですけど・・・」とボロいアパートを指差してくれる。
そう、不幸に慣れきった人妻は、
流れに逆らえない。
私の強引な申し出に断れず、
最初は嫌がっていた自宅も自ら場所を教えてくれる。
彼女はもう諦めたように、
私とともに自宅に帰っていく。
部屋の中に入ると、空気はよどんでいて、
朝食替わりに旦那が食べたであろう、
カップ麺の器がテーブルに置かれている。
私は、部屋の中を見渡し、
そして繋いだ手をほどくと、
奥さんの腰に手を回し、抱きしめる。
まだキスはしない。
じーと見つめるとまた恥ずかしそうに下を向く。
何て哀愁のある淋しい顔をしているのだろうか。
その表情を見ているだけで、
チンコがはちきれそうな程勃起してくる。
もう奥さんは俺に完全に身を任せている。
哀愁漂う幸が薄い貧しい人妻は自分では、何も決められない。
常に誰かに決めてもらうのを待っている。
自分で決めて失敗したら、もう私は立ち直れないと、
言い訳探しの為に、全部を他者に委ねてしまう。
そんな奥さんを察してわざと私は意地悪する。
「キスしたかったらしていいよ」
奥さんは少し困った表情を浮かべる。
「もし嫌だったら、帰ってもいいよ」
「・・・・」
奥さんは無言でただ恥ずかしそうに下を見つめるだけ。
私はじーっと見つめながら、
恐らく毎日履いているだろうボロボロになっている
奥さんのジーンズの股間に手を伸ばす。
ジーパンの固い生地の上から股間を少し強めに触る。
「キスしたかったらしてもいいんだよ?」
奥さんは「ハァハァァ」とイヤラシい吐息を吐き出し、
私の胸に顔をうずめてくる。
胸の奥さんの息遣いを感じながら、
お尻を撫で回し、ちょっとした意地悪を言う。
「奥さん、キスしてくれないと
俺帰っちゃうよ!」
「いやぁ・・・」
「じゃあキスしてくれないと」
奥さんは上目使いで私を見つめ、
そして意を決したかのようにキスをする。
これでこの人妻は落ちた!
自分で決めて、自ら私にキスをした。
もう後戻りできない。
私の虜になると確信した!
続く
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