息子よ、私の脱童貞した時の
話の続きをしようか。
そう、昨日は友人のMにコンパに誘われるところまで、
話したな。
コンパに誘われた私は、
夜からコンパだというのに、
コンパに誘われたそばからすぐに、
ワクワクドキドキして落ち着かない気分になってしまったんだ。
そう、父さんはお前も知っているように
すぐ浮かれてしまうんだ。
そして、これもお前が知ってるように
体力もあまりないもんだから、
いつも何かをする前に、
浮かれ過ぎて疲れてしまうんだ。
その日も、コンパの時間に近づくにしたがって、
眠くなってくるんだ。
何とか眠気を振り払い、
待ち合わせの場所についた時には、
疲労困憊だったんだ。
でもな、コンパに着くと、
煌びやかな女性達が待っていてくれて、
一気に疲れなんか吹っ飛んでしまったんだ。
息子よ、お前も年頃になれば素敵な女性が
側にいるだけでガンガン元気が湧いてくるんだぞ。
ん?そうかー、
一緒の幼稚園のさゆりちゃんと一緒にいると元気になるのか。
何とお前は早熟なんだ。
お前はもう恋を知っているのか。
父さん何て、
高校生になるまで恋などしたことなかったんだぞ。
まぁ私の場合はその恋で随分手痛い思いをしたんだが・・・
どんな恋だって?
それは、その、今思い出すだけでも、
胸が苦しくなんだ。
もうちょっと私の心の傷が癒えたら
お前にも聞かせえてやろう。
今はまだ危険だ。
そんな私のトラウマ話よりも、
初体験の話をしようじゃないか。
簡単に言ってしまうと、
そこで知り合った女性と初エッチしたんだ。
彼女の第一印象は正直全く覚えていないんだ。
居酒屋に行って、男女交互に並んでな、
そう、お前が幼稚園でするお遊戯みたいに、
男の子、女の子と順番に座ったんだ。
それで、お酒を飲みながら、
みんなで会話して楽しむんだが、
やっぱり私は、妙に空回りして上手く女性と
話せなかったんだ。
お酒の力を借りても女性と話せないって
なかなか末期な事なんだ。
はぁ、今日も駄目だと、
皆が盛り上がるなか、私は泣きそうになっていたんだ。
わかるか?皆が集まって楽しんでいる中で、
一人ぽつんと輪の中に入れな辛さを。
そうか、幼稚園で
いつも一人ぼっちでいるケンジ君を
お前は手を繋いであげて、
皆の輪の中に連れってあげたんだ。
息子よ、お前は凄い。
私にもコンパの時にお前みたいな友人が
父さんにもいればよかったんだが。
皆女性と話すの夢中になって、
私の存在なんて誰も気づいてない。
でもなその事で友人を恨む訳には
いかないんだ。
だってギンギンのセックスしか頭にない年頃だ。
目の前の女性とセックス出来るチャンスあるなら、
どんな男だってそれに夢中になってしまうものなんだよ。
だから私は誰の事も恨んじゃない。
そんな訳で、そろそろお開きの空気になって、
今日も悲しい気持ちになっただけで、
お金を無駄に使ったなぁとしょぼくれていると、
隣に女性が座ってきたんだよ。
そしてこう言ってきたんだ。
「全然楽しそうにしてないのね。」
私は、思わず「そんな事ないよ。
とっても楽しいよ」って言ったんだけど、
誰がどう見ても私が楽しそうなはずないんだよ。
それでその女性は、
「ふ~ん、まぁいいや。
この後暇でしょ?
二人で飲みに行こうよ!」って誘ってくるんだよ。
息子よ、聞いてるか?
おい息子よ、寝るな。
ここからこの女性とお前のお父さんが
エッチして、童貞を捨てる良いところなんだぞ。
はぁ、寝てしまったか。
息子よ、じゃあまた明日にしよう。
愛する息子よ、おやすみ。
続く
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