「ありちゃん、朝だよ。起きて!」
有田は薄らと目を開けると、そこにはブサイクな熟女がいる。
何てブサイクなんだ。
目覚めて一番最初に目にするのが、太ったおばさん・・
でも最近じゃそのブサイクさも可愛くみえてくる・・
「おはようーあけみ」
「おはようーありちゃん」
有田は重い体を起こし、シャワーへと向かう。
体重は減って体は軽くなったのに、
動こうとすると鉛のように重い。
さすがにセックスのしすぎだなぁと考えていると
また勃起していしまう。
やれやれ、本当にいつか死んじゃうんじゃないか?
でも明美のオメコで腹上死なら悪くない人生かも。
シャワーヘッドから流れ出るお湯に体を濡らし、
一人ほくそ笑む。
浴室から出ると、またベッドでトドのように
裸で横たわっている明美の隣に座る。
「あけみちゃん」
「な~に」と顔だけムクっと起こし、
有田の方を見つめる。
「明美ちゃんのオメコ凄いじゃん?」
「うん」
「一度したら別れられないと思うけど、
付き合った男性とかどうやって別れたの?」
「何でそんな事聞くのよ?」
「う~ん、何となく前から気になってなんだけどね」
明美は起き上がり、有田の横に座る。
もともと細く小さい目をより小さくし、
眉間に皺を寄せている。
そしてゆっくりと口を開く。
「死んだわ」
「死んだ?」
「うん、皆エッチしすぎて死んだの」
「幸せものだね!!明美に殺されるなら本望さああああああああ」
有田は屹立する。
「ありちゃああああああああん」
明美が有田に抱きつくと、部屋に置かれている電話が鳴る。
まだ7時前だし、どうしたんだろうと、股間からそそり立つおチンポを
はやくオメコに挿入したい欲求を抑えて、電話を取る。
「早朝に申し訳ありませんが、有田様にお客様がみえております。」
誰にも知らせてないはずなのにと
不審に思っていると、宿泊している部屋のドアが急に開く。
外から黒いスーツを着た屈強な男達が入ってくる。
「有田様と明美様でいらっしゃいますね」
男達は道を開けると、背の低いオールバックの男が現れる。
二人は裸のまま呆然としている。
「時間がありません、いますぐ私達についてきてください。」
筋肉隆々の男達に二人は抱きかかえられ、
裸のまま部屋から連れされてしまう。
「ちょっとあんた達一体何者なのよ!!!
わたしゃ単なるスナックのママだよ!!」
明美は怒声をあげる。
抱きかかえられながら出口へと向かっている明美に寄り添うように、
歩きながら背の小さい男が話出す。
「明美様、曙の持ち主ですね。」
「どうしてそれを・・」 有田は口を開く。
「世界の機密機関及び、各国首相が明美様を狙っております。」
「なんだいそりゃああああ。
訳わかんない事いってんじゃいよ!!!!」
「詳しくは車の中で説明させて頂きます。」
抱き抱えられながら、ブサイクな顔を歪ませ怒っている。
7時前という事もあって、ホテルは静寂に包まれていて、
明美の声だけが響き渡る。
颯爽とエレベーターに入り、一階につくと、
ホテルから出て、正面に置いてある黒塗りの車に二人を乗り込ませる。
運転席には、軍人を思わせる男性が乗りこみ、
助手席には背の低い男が座る。
車が走り出すと、背の低い男性が話し始める。
「我々は、日本シークレットサービスです。」
「なんじゃいそりゃ!!!!」
後方座席に座っている裸の明美が身を乗り出して、
声を荒げる。
さすがの有田もオチンチンを小さくさせ、
事態がよく飲み込めず、身を小さくさせている。
「日本国内における有力者の方達をお守りする事を生業をしております。」
「何でそんな人達が、私らを守る必要などあるんだあああいいいいいい!!!!」
明美は脂肪を震わせ、せっかくの有田のラブラブタイムをぶち壊された事で、
怒りを露にしている。
「曙を発売したからです。あなたの名器の存在が公になってしまいました。
世界各国の大統領、首相、王様、テロリスト、多くの男性が
あなたを抱き、そして利用する為に動いております。
一度曙を使用した彼らはあらゆる財力、コネ、軍事力を使用し、
あなたを捕まえようとしています。」
ドガーーーーン
後ろで爆発音がして、二人は振り返る。
ぴったりと乗っている車を守るように張り付いている車の後方に、
赤い炎をまとった車が見えた。
「我々を追跡していた車を爆破出来たようです。」
運転席に座る男が呟く。
「危ない所でした。」
唖然とする有田。
「僕は・・僕は名器をもっていないけど・・・」
「有田様は、命を狙われています。
民間人で唯一明美様の名器を知る存在ですから」
「い・・いのち・・?」
「はい」
「私のありちゃんの命を奪ったらわたしゃー許さないよぉぉっぉぉぉお」
顔を真っ赤にする明美。
「わかっております。故に私どもが動いている訳です。」
車は裸の二人を乗せ進んでいく。
続く
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