不安と期待を胸に抱き、
明日香に連れられたいったのは古びたビル
こんなところなの?
不安になって明日香に聞くと
「こういう場所だからこそ目立たないのよ
綺麗だったり、豪華な建物じゃ
人の出入りが目立つでしょ?」
確かにそう、明日香の言う通り
今までこんな色あせたビルの存在なんて
気にした事がなかった
だから私はそういうものかもと
納得し、エレベーターの中に入っていったの
そして、ここまでついてきて何だけど
一番気になっていた事を聞いた
「ねー明日香、どんな仕事なの?」
「主婦売春よ」
やっぱりそうなのね
売春に対する嫌悪感や怖さよりも、
妙に納得してしまいました
じゃないと、明日香も
こんなに素敵なお洒落出来るはずがない
私は綺麗になった明日香が一緒にいる事で
安心してしまいました
主婦売春といえば聞こえは悪いかもしれませんが
ステイタスのある素敵な男性とHして
お給料が貰えるなら、悪くないと思うんです
夫に対する後ろめたさは、
もちろんありますが、
でも・・・
このまま普通の主婦として老いてしまうのは
寂しい
そんな思いもありました
そして、エレベーターのドアが開き
明日香の後に続き、ある一室に入っていきました
部屋の中は、絨毯が敷かれ、
高そうなソファが置かれている
ちょっぴりハイソなモデルルームみたいな雰囲気で
20代ぐらいの今どきの
普通の大学生といった若い男性が座っていて
「明日香さん!今日も素敵ですよ」
と紳士的な笑顔で迎えてくれる
「ありがとう!ツトム君
今日はねーこの前いってた友人の江里子を連れてきたのよ」
「初めまして江里子さん!」
ツトム君とかいう男性を見つめてくる
そして、言うの
「江里子さん、素敵ですねー
擦れてない感じで、素人の若奥さんって感じで素敵です」
「まぁ、失礼ね!
じゃあ私は、擦れた女って事?」
「いやいや違いますよー
困っちゃうなー江里子さん助けてくださいよー」
明日香はツトム君とじゃれあって
和やかな雰囲気
私はつられて笑ってしまう
そして、ツトム君は、
奥に行き、きらびやかな唐草模様の
ティーカップに紅茶を入れて
持ってきてくれるの
私も明日香の隣に腰をかけ、
紅茶を飲む
それは、アップルティー
甘く、そしてほんのり苦味が口の中に広がっていく
「美味しい・・・」
私がそう呟くと、
明日香は立ち上がり、奥の方へ消えていってしまった
トイレかな?と思っていると
ツトム君が私の隣に座ってくる
「江里子さん、明日香さんから
お話は聞きましたか?」
「ええ・・」
「売春って事も?」
「ええ・・」
「それは良かった
うちはハイクラスなお客様だらけですから
安心してくだいね」
「ええ、明日香が綺麗になったのも
ここのお陰らしいので」
「アハハハ、確かにそうですね
こういったら怒られるかもしれませんが
もっと地味でしたもん。
江里子さんも、素敵な男性との
SEXでどんどん綺麗になりますよ」
そう言いながら、ツトム君は、
私の手に優しく触れてきて・・
その瞬間、ゾクゾクと体に快感が走るんです
まるで胸や性器を愛撫されたような・・・
いえ、それ以上の快感です
ツトム君の手は伸び、
太もも、そう、内股に手を入れて
触ってくるんです
私は全身に電撃のような快感が走り
「あぁああああ」
と喘ぎ声を漏らしてしまいました
「そろそろ効いてきましたね」
「いっ一体・・何をいれたの・・
あっぁあああん」
「Hになるお薬、媚薬ですよ。
気持ち良いSEXが出来るだけですから
安心して、快感に身を委ねてくださいね」
そう言いうと、ツトム君はポケットから
アイマスクを取り出し、私にかけようとするんです
「ちょと・・あぁあ・・怖い・・」
「大丈夫!明日香さん綺麗になったでしょ?
あなたも素敵な体験をして、お金を稼いで
セレブ奥さまの仲間入りです」
私は抵抗しようとするも
腕を掴まれるだけで、快感が押し寄せてきて
うまく体が動かない
そしていつの間にかアイマスクされ、
ツトム君に抱きかかえられるように
歩き出し、入ってきたビルのドアの開く音が聞こえ・・・
騙されたの?
いや・・・
恐怖で身がすくむようになりながら
連れていかれたのは、恐らく同じ階の
違う部屋
どうやら、この階全部が売春部屋らしいのです
そして、アイマスクされたまま
ソファに座らされ、手を後手でしばれる
「ちょっぴりSなお客様ですから
でも痛い事はないから大丈夫ですよ」
そう言うとツトム君の足あとが遠ざかるのが
聞こえてくるんです
私は媚薬でハァハァと呼吸が荒くなりながら
一体何が起こるのか
エロスと恐怖が入り混じり、
パニックになりそうなると、
突然私の足を誰かが触ってくるんです
続く
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