異世界という場所に
主人公は行けば良いんだな
ふむふむ
官能小説の大家、高畑氏は
今日も机の前に座して執筆活動に
勤しんでいる
さて、異世界という不思議な場所に行って
大冒険するからにはひ弱な男じゃ
すぐ死んでしまう
となると、屈強の男じゃないといけないはずだ
空手三段、柔道黒帯の
街の荒くれ者
拳一つで、
街を牛耳っている生まれながらの豪傑
まさに不良界の横綱!
名前は、う~ん、権藤としてもしようか
悪く無い
強さそうな名前だ
出だしは、こうだ!
街の荒くれ者と戦う為に
権藤は目覚めると、
毎日欠かさず裏山に上り、
ご神体と呼ばれ、大木に拳を打ち据え鍛錬していた
拳は鉛のように硬くなり、
そして今日もいつものように大木に
拳をうちつせ、己の体を鍛えていると
長年の成果だろうか
拳を当てていた部分がメキっと割れ
ご神体にぽっかりと穴があいてしまったのだ
権藤はさらに気合を入れ、
このまま拳でこの大木をなぎ倒してやると
拳を穴に当てようと、腕を突き出すと、
何とその開いた穴に腕が飲み込まれ、
そのまま体ごと入ってしまう。
な・・なんだこれは!
もしや爆弾タロウという異名を持つ
隣街の村正タロウの罠なのか!
汚い奴め!
こんな罠を張るとは!
「正々堂々出てこい、
この下劣漢の卑怯者が!
権藤はどこにも逃げぬぞおおおお!」
権藤は怒りで雄叫びを上げるも、
暗闇の中を体は落下していく
そして、暗闇の穴を抜けて
突然ドスンっと地面に投げ出される
随分深い穴を掘りやがって!
権藤はペっと唾を吐き出し
立ち上がる
うむ、さて異世界についたが
異世界とはどういうところなのかさっぱりわからんぞ
「お~~~い、樫枝!こっちへ~い」
高畑の呼びつける声に、
秘書をしている樫枝エミリが超ミニスカのスーツを着て
足音を立て走ってくる
「ハァハァハァせ・・先生、お呼びでしょうか?」
「うむ、今ライトノベルというものを
書いているのを知っているじゃろ?」
「はい!もちろんです!」
「それでな、一応主人公が異世界についたんじゃ」
「まぁ素晴らしい!」
「しかしなー異世界という場所がいまいち
よくわからないんじゃ。
一体どんなどころなんじゃ?」
「まぁ先生、お安いご用です!
この樫枝にお任せください!
えっとですねー」
「うむ」
「異世界というのは
ピンって耳が横に長いエルフという
美女達がいっぱいいるんですのよ」
「ふむ」
「それで~人間界から来た主人公を~
こうやって持て成すんですよ~」
秘書の樫枝は高畑の元ににじり寄り、
そしてクイっとピチピチのミニスカスカートを
捲りあげると、高畑の膝に乗り、
おまんこをパンツ越しにグイグイとチンポに押し当てる
「あぁ~主人公様~だっ駄目ぇ~ですぅ~
これが人間様のおっおちんちんなのですねぇ~」
「おっおっおぅぅ、気持ちえええ」
「あぁ~パンツの上からじゃなく
生の人間様のおちんぽが欲しいんですぅぅ~」
樫枝は高畑のズボンに手をかけ、生ちんぽを
触ろうとすると
「ばっ・・ばっかもおおおおん
これじゃ単なる異形の者との性行為するだけの
官能小説になってしまうじゃないか
ワシは冒険させたいんじゃ!
不良界の横綱の権藤に
もっと色々な冒険させたいじゃ」
「だって、だって先生のおちんぽ欲しいんですもん」
「うるささあああーい、もういい
あっちいっとれ!
なんちゅチンポ好きな秘書なんじゃ」
樫枝はまるで擬似フェラするように
指をチュパチュパさせながら戻っていく
続く
テーマ : 官能小説
ジャンル : アダルト
官能小説ワード : ライトノベル官能小説異世界エルフ