そろそろこのNTR願望を抑圧するのが限界に近い。
私は仕事から帰り、晩御飯を食べ、
寝支度を済ませ、
先にベッドに入り悶々と苦しんでいると、
妻のミヨコも軽やかな足取りで、
一緒のベッドに入ってくる。
これは二人だけの合図。
いつもは並べられたベッドに別々に寝ているが、
ミヨコがセックスしたくなった時、
私のベッドに入ってくるのだ。
とても愛らしいミヨコ。
でも今はもうお前も抱く気になれないんだ。
自分でお前を抱くよりも、
誰かに抱かれているお前を見たいんだよおおおおおおおおおおおおおお。
私は心の中で発狂するように雄叫びをあげた瞬間、
視界がどんどん暗くなり意識が朦朧としてきてしまう。
体はいう事が聞かず、まるで何か睡眠薬でも
飲んだようにブラックアウトしていく。
どのぐらい気を失っていたのだろうか。
目を開けるとカーテンの隙間から日差しが入ってきている。
一体何だったんだと起き上がると、
隣に寝ている妻も可愛らしく瞬きして、
起き上がる。
「ごめん~、寝過ごしちゃった~。
もうこんな時間なのにねー。
はやく朝ごはんの準備するわね!」
寝過ごすなんて珍しい。
私はどうしたんだろうとミヨコを見つめると、
甘えた表情で私に微笑みかけてくる。
「昨日のアナタ、とっても凄かったわよぉ~。
もう私、何回もイっちゃったわ。
凄すぎてちょっと怖かったけど、
アナタも結構溜まっていたのね。
うふふふふ」
ミヨコはベッドから出ると、
床に落ちた下着を手に取り、
身につけている。
昨日、私はミヨコを抱いたのか。
そんなはずはない。
気を失い、そのまま眠っていたはずだ。
ミヨコは夢と勘違いしたのだろうか。
いや、でも目の前の全裸で、
洋服を着ている妻の姿を見ると、
やはり私は妻とセックスしだのだろう。
しかし、全く記憶がない。
必死に思い出そうとするも、
痕跡すら見当たらない。
「俺が抱いたんだよ!」
え?
「俺が抱いたんだよ!!」
私は部屋の中を見渡すも、
声のありかが掴めない。
そう、部屋の中からじゃない。
私の頭の中から声が聞こえたんだ。
私はとうとう発狂したのか。
「違うよ馬鹿。
お前のNTR願望があまりに強いから
お前の中に新たな人格が生まれたんだよ。
まぁ分離したって言ってもいいかもしれないな。」
どういう事だ
「ふん、論より証拠だ。
昨日の夜俺が体験した事をお前にも見せてやるよ」
新たな人格がそう言うと、
まるで映画を見ているように、
自分の眼を通じて抱かれているミヨコの姿が見えてくる。
荒々しく淫れている私の妻。
そして何度も私の名前を呼びながら、
キスを求め、私のペニスを握って、
物欲しそうなスケベな表情を浮かべている。
寝取られている!!
これは私だが私じゃない!
ミヨコが寝取られてる!!!
私の股間はみるみるうちに勃起し、
我慢汁が薄ら出てしまう。
「どうだ?艶めかしミヨコの裸体だ。
今までこんなに喘ぎ、感じている妻を
見た事ないだろ」
ない、こんないやらしい姿みたことない・・・・
「そうだ、俺がミヨコを感じさせたんだよ」
す・・・すごい・・・
嫉妬心と興奮でムラムラしてきてしまう。
しかしこのジェラシーは一体誰に向ければいいのか
わからない。
そして妻が私の知らない私に挿入されようとしている。
目を潤ませ、せがむように腰をクネクネさせるミヨコ。
「あなた~ご飯出来たわよ~。
早く準備しないと、もうギリギリの時間よ~」
妻の声に私は日常に引き戻される。
続く
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