部活からの帰り道、急に大雨が降りだした。
久しぶりの晴れ模様だったのにと譲二は舌打ちをしながら、
自転車を走らせる。
高校入学とともにこの町に引っ越してきた譲二は、
まだこの町の地図が頭に完全に入っていない。
毎日学校と部活に慣れるのに精一杯で気づけば
6月には入り梅雨の時期。
譲二はこっちのが家までの距離が近そうだと、
いつもならコンビニの前を通り、菓子パンを買って帰るところを
コンビニの一個手前の道に土砂降りの雨に降られながら
自転車を必死に漕いで行く。
雨はどんどん強くなり、着ている部活のジャージは
びしょびしょに濡れいている。
水しぶきで視界も悪くなり、
ちょっと一旦雨宿りしようと、
通りにある団地に入り、自転車置き場で雨宿りする。
もうちょっと雨が振るの遅ければと
自転車から降りて一息つく。
こんなところにこんな団地があったんだと
寂れた団地を見上げる。
丁度団地の一階の家の窓の前に
駐輪場ある。
こんな寂れた団地にどんな人が住んでんだろう。
薄らとテレビの明かりなのか、薄暗く光っている窓を
見つめていると、いきなり窓が開く。
ヤバイ、勝手にこんなところで雨宿りして怒られる!
譲二は俯きながらもチラっと見上げると、
50代ぐらいだろうか、険しい顔したおばさんが見ている。
顔には皺が刻まれ、丸々と太った怒ったような表情をしているおばさんと
目が合うと、すぐさま「すいません!雨宿りさせてもらってます!」と
譲二は頭を下げる。
「あらぁ~久しぶりにねぇえ。
雨宿りに来たのねぇええ。いいわよっぉお。
さぁこっちへいらっしゃぁいい。
いい男がずぶ濡れてさらにカッコよくなってるじゃないっぃい」
急に顔を綻ばせ、おばさんは窓を締めると、
おばさんは傘を持って外に出てくる。
久しぶり?・・・・
ここに初めてきたのに、
誰かと間違えているのかな・・・・
「まぁずぶ濡れじゃない、あなたぁ~
もう最高ぅ!さぁいらっしゃいいぃい」
何がそんなに嬉しいのか、
譲二は呆気に取られていると、
おばさんに腕を掴まれ、団地の中に入っていく。
最初は怖かったけど、
単なる親切なおばさんなのかな。
玄関に入ると、おばさんはすぐさまバスタオルを持ってきて
頭にかけてくれる。
「軽くでいいからね?
軽く拭くだけでいいからね?
うふぅぅぅう」
か・・・軽く・・・?
ちょっと頭がおかしいのか?
気味悪くなった譲二はタオルで頭を拭き、
お礼をいって踵を返そうとすると、腕をガシっと掴まれる。
「駄目~。風邪ひいちゃうわ。
そう、風邪ひいわちゃう。
まだ雨降っているだし、ちょっとここで
雨宿りしていきなさいよぉぉぉ」
「でも・・・俺こんなびしょ濡れだし・・・」
「いいのよぉお、いっぱい濡れちゃっていいのぉよぉぉ。
その・・・しょうがないのよ!梅雨だもんねー
雨に降られ事もあるわよ。
さぁ軽く頭拭いて、そのジャージ脱いじゃなさい。
風邪ひいちゃうわよおー」
おばさんの手が伸びてきて、
首元のジッパーを下ろそうとしてくる。
「だ・・・大丈夫です。」
「もう何言ってるのよ。
部活休む事になるのよ。
さぁちゃっちゃっと脱いじゃないさいいい」
おばさんの迫力に圧倒され、
上着を脱がされ、Tシャツ姿になったものの、
シャツも当然ながら濡れれいる。
「さぁズボンも脱いでえええ」
おばさんはズボンに手をかけると、
一気にズルンと下におろして
水が垂れる程濡れているボクサーパンツ姿になってしまう。
「あらーパンツもびしょ濡れねえぇえ」
これも脱がされるのではと
警戒していると、「タオルで軽く拭いちゃいない」と見つめてくる。
さっきから軽く軽く拭けって一体なんなんだ・・・
譲二は不思議に思いながらも言われるままに
パンツをタオルで拭く。
続く
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