遙は朝食の配膳台を押し、廊下を歩いていく。
そして角部屋の日が良く入る部屋につくと、
ドアをノックして中に入る。
「おはようございます。」
遙は頭を下げている姿を見習ってチエミも
頭を下げ部屋の中に入っていく。
部屋の中は病院という雰囲気ではなく、
ソファやテーブルなども置かれ、
広いワンルームを想像させる。
チエミは凄いなぁとキョロキョロ部屋を
見渡していると声をかけられる。
「おやー学校出たてので新人さんかね?
珍しねー。」
白髪のこざっぱりした60代過ぎの男性が
身を起こす。
「はい、今日から配属されましたチエミと言います。」
「あはははは、元気が良いねー。
私の事は和田さんとで呼んでくれたらいいよ。」
「はい、和田さん、
よろしくお願いします。」
チエミは紳士的な雰囲気にホっとする。
和田は起きあがり、ソファに腰を下ろす。
目の前のテーブルに、
配膳台に乗せられた朝食を並べている。
チエミも手伝おうと近づくと、
和田の手が伸び、遙のお尻を揉んでいるのが
目にはいってくる。
「遙ちゃん今日のパンティは何色?」
遙は和田に「ベージュです」と
ニッコリと微笑みかける。
「うむ、今日は地味目できたか!
でもベージュって生活感あって私は好きだ」
和田はお尻を揉んでいる手と逆の手で
綺麗に整えられたオールバックの白髪を
撫でながら話している。
この人は・・・
変態紳士なの・・・
手伝おうと差し伸べた手が驚きで止まってしまい、
宙を漂う。
食事が全部テーブルに並べられると、
和田はチエミを見つめる。
「じゃあ今日はチエミちゃんに食べさせてもらおうかな?
遙ちゃんは目の前のソファに座って、
見えるか見えなさそうなギリギリのラインで
足を開いて。」
遙は和田の対面に座り、
微妙に足を開く。
「チエミ、和田さんの隣に座って
お食事を手伝ってあげなさい」
「は・・はぁい」
チエミは不安そうにソファに座り、
目の前の遙を見ると、開かれた足の間から
微妙にベージュの下着が見えた。
遙先輩凄い・・・
ギリギリのラインでパンティがちょっとだけ見える・・・
手馴れてる・・・
これがこのセレブな病院の日常なの?・・・
色んな思いが頭をよぎって、
思いに耽っていると和田の手がチエミの手の上に置かれる。
「初めてで緊張しちゃったかなぁ?
可愛い新人さんだ!」
和田は穏やかに話しかけてくる。
「さて、そろそろ食べさせてもらおうかな?
じゃぁ、最初はチエミちゃんに箸で食べさせてもらおうかな」
最初はという言葉にひっかかりながらも、
チエミは箸を持つ。
「何から召し上がりますか?」
「最初はねー卵焼き!」
チエミは箸で大きい卵焼きを二つに割り、
掴んで和田の口へと持っていく。
和田は大きい口を開け、
卵焼きを口の中に入れられると、
おいそうに咀嚼する。
「おいしよー。この卵焼き、
どうだい?チエミちゃんも食べてみるかい?」
何て答えれば良いのか困って、
微笑んでしまう。
「そうか、食べたいかい?
じゃあ食べさせてあげよう!」
和田の顔が近づいてきて、
キスされてしまう。
そして舌が入ってきて、
口の中にほんのりと甘い味が広がる。
チエミは一体何が起こったのか理解出来ずに、
遙の方に視線を向ける、目線が合うと、
遙は生真面目な表情でコクりと頷く。
「じゃぁ次はチエミちゃんに
食べさせてもらおうかな?」
チエミは決心がつかず狼狽えてしまう。
「チエミちゃん、最初はちょっと不安かもしれないけど、
頑張ってごらん!」
和田のチエミの膝に手を乗せ、
優しく撫でる。
「はぃぃ・・」
それでも迷って、手に持つ箸が止まってしまう。
「うふふふ、じゃあゲームしよう!
食べさせてくれたら、
私の手は止まる。
食べさせてくれないなら、
私の手は縦横無尽に動く!
さぁーゲーム開始!」
和田はゆっくりと膝からふとももへと
手を滑らせ撫で回す。
「ほらほらーもっと奥へといってしまいますよ」
白いナース服のスカートの中に手が
伸びると、チエミは意を決し、
卵焼きを口の中に入れ、
自分から和田にキスをして、
口移しをする。
続く
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