「ちょっとアンタこっちに来なさいよおおお」
スーパーを出た途端、
よれよれのオレンジ色のTシャツを着た醜い小太りの中年おばさんに
たかしは腕を掴まれる。
「な・・なんなんですか・・・」
突然の事でたかしは声が震えてしまう。
「何なんですかってえええ?
あんた大人を舐めるのもいい加減しなさいよおおお。
あんたがポケットやバッグに店の商品を入れて
万引きしてるのを見たのよおおおお」
ヨレヨレのTシャツを着た中年のおばさんは
顔を真っ赤にし、鼻息荒くまくし立ててくる。
「そんな・・・僕万引きなんてしてまんせんよっぉお」
全く身に覚えが無く、
もちろん万引きもしていない。
「ふん!皆最初はそうやってすっとぼけるんだよおお。
おばさんだからって、お前ら万引き常習犯の糞ガキどもは、
舐めて、シラを切るんだよねー。
おばさんだからって馬鹿にするんじゃないよおおおお」
鬼のような形相し、怒りくるった万引きGメンのおばさんは
たかしの腕を掴み、スーパーに引き連れていく。
本来なら、濡れ衣を着せられたので、怒るはずなのだが、
こんなスーパーの目の前で、小太りのブスな中年おばさんに
鬼ような顔して怒鳴りつけられるのはごめんだ。
こんなところ同級生に見られたらカッコ悪すぎる。
万引きなんて身に覚えてが無いたかしは、
もうこうなったらさっさと調べてもらい
身の潔白を訴えた方がマシだとついていくことにした。
そしてスーパーの中に入り、
買い物している主婦の痛々しい視線を感じながら、
万引きGメンのおばさんに連れられ奥の事務所に入っていく。
「さぁあああ万引きしたものを返してもらうよおおおお」
おばさんは声をあらげ、俺のバッグを奪い取る。
「ちょっと、中峰さん・・・まずいよ・・・
自分からバッグを開けてもらわないと・・・
中峰さんがバッグを取り上げて、勝手に開けたらまずいことになるよ・・・」
部屋の奥にいた、眼鏡をかけて気の弱そうな男が駆け寄ってくる。
「はぁあああ?店長!!
この万引きの糞ガキと、私どっちの味方なんですかあああ?
こっちは汗水垂らして、一所懸命やっているのにぃいい。
店長は私の敵になるんですかああああああかああ?」
中峰という万引きGメンは、
今にも食ってかかっていきそうな勢いで
気の弱そうな店長に詰め寄る。
「そ・・そんな訳ないじゃないかぁ・・・
アハハッハハ。じゃあここはいつもお世話になっている
中峰さんに任せようかなぁ、アハハハハハ」
と乾いた笑い声を出し、
店長は、事務所から出て行ってしまう。
続く
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